2018/04/21

2018年型スーパーカブ50/110(AA09/JA44) ボディーカラー解説

Twitterでのやりとりからヒントを得て作成
タイトルのとおり、ボディーカラーに関するうんちくまとめ
正確さは保証しない

プロとクロスカブについては気が向いたら書きます



共通事項

JA07およびAA04/JA10のボディーは、
着色成型樹脂の上にクリアコートを施して仕上げられていたが、
AA09/JA44では、樹脂とクリア層の間にカラー塗膜を作る、
一般的な塗装仕上げへと変更された

このため質感がAA01/HA02(旧カブ50/90)に迫るレベルで大きく向上している



アーベインデニムブルーメタリック

おそらくはAA09/JA44で初めて採用された新色で、
初採用はジョルノ(AF77)のようです、申し訳ない
「都会的なデニム」の名を持つ濃紺

比較的高めの彩度と透き通るようなツヤは、
AA01カスタムが採用していたアドベンチャーブルーメタリックに近い



タスマニアグリーンメタリック

AA01デラックス、およびHA02に採用されていた、カブ伝統の深緑

光沢が強い一方で黒と見間違えるほど彩度が低く、重厚感がある



バージンベージュ

新世代カブへはJA07後期型から導入され、
AA04/JA10を経て最新型にも採用された、お洒落なベージュ

もともとはリトルカブの採用色だった



ムーンストーンシルバーメタリック-U

50専用色、渋いメタルグレー

二輪・四輪を通して採用例がある
カブシリーズに限ると、AA01カスタム、リトルカブに採用されていた
当初はAA01カスタムの専用色と記載していましたが、
リトルカブのことを失念していました、申し訳ない
特にリトルカブのそれは、黒のレッグシールド、
およびサイドカバーとコーディネートされているのが特徴

ところで「U」って何の略だろう?



パールシャイニングイエロー

50専用色、大変ポップなイエロー

ミニバイクではゴリラやグロム、大型車ではCB1100EXやF6Bなど、
幅広い車種に採用されてきたカラーだが、
AA09への適用はかつてのAA01ストリート仕様、
およびリトルカブの採用色、プラズマイエローへのオマージュと思われる



グリントウェーブブルーメタリック

110専用色、非常に鮮烈なメタルブルー

本来はスポーツモデルを中心に採用されるカラーであり、
かつてはゴールドウイング、VT1300CX、VTRなどに設定され、
2018年4月時点の現行車では、CB400SF/SBに設定されている

敢えてカブに採用したのは、ホンダデザイナー陣の遊び心だろうか



クラシカルホワイト

110専用色、あるいは交番色

JA07後期型(コルチナホワイト)→JA10(パールシルキーホワイト)、
そしてJA44と、歴代110に必ず採用されてきた白装束
どうやら警察向けの色を一般へも販売しているらしい

このカラーのフロントセンターカバーを他のカラーへ流用して組み合わせると、
AA01/HA02にそっくりなフロントマスクへとカスタムできる

※追記
2018年4月22日
誤情報を訂正