2017/11/02

YSS製リアショックアブソーバー、DTGハイブリッドの謎

ついに入手しました

取り付けに向け準備中
あらかじめ上下の向きをきちんと出して保管しておくと、
取り付けてすぐに試走することができるよ



YSS 公式製品紹介
https://yss.co.th/product-detail.php?id=19923&vehicle_type=&brand=&model=&year=&keyword=tricity&page=1

定番パーツの割に、その仕様には謎が多いYSS DTG
もう少し英文やシャム文字が読めるなら、
パッケージやタイ本国のサイトからもっと情報を拾えるんだけど・・・

本邦では「ハイブリッドDTG」という名称で流通していることが多いが、
正式な製品名は「YSS DTG Gas Hybrid」というらしい
'14年型トリシティ125向けの型番は「TB220-340P-07-85X

スプリングは、2段ピッチのプログレッシブタイプ
ピッチの細かい上部が衝撃の吸収を受け持ち、
ピッチの広い下部が高荷重時の踏ん張りを受け持つ、
主に公道向けの仕様

ダンパーの構造は、低圧窒素ガス封入の複筒式
複筒式ダンパーは本来、封入空気/ガスを加圧する必要はないのだけど、
オリフィス周りで発生するキャビテーションを抑制する目的で、
比較的軽めに圧をかける場合がある
こいつはまさにそういう仕様らしい
「DTG」とは、この方式を採用するショックに付けられるシリーズ名のようで、
おそらくは「Double Tube - Gas included」の略である
・・・複筒式ってTwin Tubeじゃなかったっけ?
でも公式サイトだと「Double Tube Gas Shock (GAS-DTG)」表記だしな・・・

「Gas Hybrid」・・・何と何のハイブリッドなのだろう?
窒素ガスを弾性体として、スプリングと共に積極活用する方式ということか

オーバーホールの推奨インターバルは、走行10,000km毎
うーむ、きちっとやるとなると、取り外しが地味にめんどいぞ・・・