2016/11/24

ホンダの新型・レブル500/300

トリシティ以外のバイクネタに付けるラベルを、
新たに用意すべきなんだろうか
ま、それはまた今後の課題として
作ってみました
過去の投稿も追々対応させる予定です

今年のミラノショーは、
ドゥカティのスクランブラー「デザート・スレッド」、
スズキの125ccMTスポーツ「GSX-S125」、
KTMのニューデュークファミリーに、
各社の250cc級アドベンチャー・・・など、
気になる車種もちょいちょいありながら、
グッと来るものは無かったために半ばスルーしていたのですが、
琴線に触れるモデルがそのショーの後に発表されるとは・・・



・本田技研工業 公式リリース
米国で新型クルーザーモデル「Rebel 500」、「Rebel 300」を発表
http://www.honda.co.jp/news/2016/2161118.html

・Honda North America USホンダ公式 車種紹介ページ
Rebel 500
https://powersports.honda.com/2017/rebel-500.aspx
Rebel 300
https://powersports.honda.com/2017/rebel-300.aspx

懐かしい名前が出てきましたね
250の北米仕様は未だに生産が続いていた、という事実にまず驚きですが、
リッター超えのビッグクルーザーが多数闊歩するあちらの大陸で、
このようなリトルクルーザーは、どんなポジションを担っていたのでしょうか
何にせよ発売するということは、それに見合う需要があるのでしょう

価格は、1USドル=108日本円換算で、
500が65万円弱、300が48万円弱
手頃な価格と言えますね

500ccモデルは旧モデル同様の直列2気筒エンジン、
300ccおよび本邦に導入予定だという250ccモデルは単気筒エンジンを採用
既存の日本国内販売車種ではそれぞれ、CBR400R・400X、
CBR250R・CB250F・CRF250シリーズのものと同系統のようです

500のクランク位相は今のところはっきりしていませんが、
CBR400R/500Rは180度を採用、先代レブル250は360度でした
ここの設定でパラレルツインの性格はガラリと変わるので気になるところです
もし270度位相クランクへと再設計でもしたのであれば、ホンダは偉い
180度位相のままでも、それはそれでスポーティーですし、
何より各コストの抑制には効くでしょう

一方で、
360度位相クランクの振動バランスは単気筒エンジンとほぼ同じですから、
シャシーは500基準ながらも、より先代に近い乗車感覚が味わえるのは、
実は弟分の300および250、ということはあり得そうな気がします
排気量も同等ですしね

もし500のクランクが360度位相になっていたら・・・
よっ、仮面優等生! アホンダ全開だな!!
あ、いえ・・・褒め言葉です
少なくとも、この投稿では

走らせたときの色気という点では、
VツインやV4と比べて少々素っ気ないのでは、と思ってしまいますが、
コンパクトにまとめられ、スラリとしたラインを持つボディに、
太いタイヤの組み合わせは、なかなかいい雰囲気を醸していますね
フットポジションはミッドコントロールで、どちらかといえば身軽な実用車、
あるいはカスタムベース車として考えられているのでしょう
あまり「アメリカン」のテンプレートに拘らない方にウケそうな印象です
最近のクルーザー界隈の流行からの影響もあるんでしょうね
確かボバースタイル、源流はフラットトラッカー

シングルシートにキャリアを付けて、近所への買い出しに使ったり、
道の駅に各停でトコトコ旅をしたりするのが楽しそうだな
・・・って、それじゃあまるっきりカブじゃないか
マニュアルクラッチ車だからむしろベンリィCD125T・・・いや、CD250Uか?



最近、250に試乗してみました
少しだけ試乗記・レブル250

※追記 2016年11月24日・25日
ラベル変更、一部追記・改訂
2016年11月28日
一部改訂
2017年8月30日
試乗記事へのリンクを追加