2016/11/30

トリシティ、コンビニフック革命の巻(株式会社トーン ボトルカバー インデコ)

Before



After

すごいぞ
たったのワンコイン、昼飯3日分の通常予算で、
オサレ度と実用性が大幅アップだ
・・・だいぶ、ひもじかったです



企画は株式会社トーン
商品名、tone ボトルカバー インデコ チェックオレンジ
公式:http://www.tone-ny.jp/cover.php#bottolecoverIndeco
価格は近所のホームセンターで、税抜450円でした
当然ながら汎用のボトルカバーで、
トリシティ専用品でもバイク用品でもありません


「野郎が持つには少々可愛すぎやしないか?」
というツッコミは却下だ!

以下、化粧紙の解説より引用
高さ(約)23cm、直径(約)7cmまでのボトルが収納できます。
市販のペットボトル 500ml も収納できます。

引用ここまで

公式サイトによれば、
このアイテムそのものに保温・保冷機能などはありません
主に魔法瓶系のマイボトルを収めることを考えた製品のようです

一応、

通常の500mlボトルのほか、


少し径が太い、
加温・耐熱型の500mlボトルも収まります



ここでマイボトル登場
サーモス・真空断熱ケータイマグ JNT-550 レッドオレンジ
公式:http://www.thermos.jp/product/detail/jnt-550.html

購入価格、税込2,800円
「野郎が持つには少々可愛すぎやしないか?」
というツッコミは意地でも却下だ!

まぁ、公式でも
ポップなデザインのガールズマグ
って触れ込みで売り出してるんですけどね・・・
いいじゃないですか、朱色とかオレンジ色が大好きなんだから・・・

収まり具合は冒頭の写真の通り
容量0.55Lという比較的大きなサイズですが、ジャストフィットです

本体重量がおよそ0.2kgとのことですので、
満杯にした状態では0.6kg程度と考えればOKでしょう
トリシティ側の耐荷重限界は1kg、他に物を下げる際はご注意を

この組み合わせの何が素晴らしいかって、

ボトルがボディに接触することで、
持ち手がフックの返しに入って走行中に落ちにくく、
さらに接触部分をカバーがガードするので、
双方が傷付かず、走行中の打音も抑えてくれるところ

コンビニ袋のように持ち手を巻き付ける必要がないため、
取り付け・取り外しともスムーズなのも好ポイント

眺めのいい駐車場に停めて、ヘルメットを脱いだら、
サッと降りて、サッと取って、サッと開けて、
サッと飲・・・って熱っつっ!!

なーんて、ちょいとオサレなことができます
初期費用こそ少しかかりますが、
出先でのペットボトル飲料購入を劇的に減らせるため、
節制・倹約にも有利です

オープン式のタンブラーや厚紙の筒を仕込めば、
水筒類に限らない小物入れとしても使えることでしょう



バイクのカスタムと言うと、
とかく車体のほうに手を入れることを考えがちですが、
こういうぴったりな便利アイテムを探したり見つけたりして、
さりげなく利用するのも、それはそれで良いと思うのです





ひっそりとアフィリンクを追加
カラバリ多いので検索結果へのリンクだよ

【以下広告】

Amazon.co.jp
上記ボトルカバー系統商品の検索結果 tone ボトルカバーシリーズ
マイボトル系統商品はこちら サーモス ケータイマグ JNT-550シリーズ

【広告ここまで】



※追記
2016年12月5日
アフィリエイトリンクを追加
2016年12月12日
一部訂正
 2017年9月24日
一部訂正

2016/11/29

祝・トリシティ155、国内紹介ページ立ち上げ &トリシティシリーズ、フロント周りの設定について

いつの間にか、ヤマハの日本国内向けページがリニューアルしている

・ヤマハ発動機 日本公式サイト バイク・スクーター
http://www.yamaha-motor.co.jp/mc/

今までの車種紹介は、スポーツとスクーター、
競技用モデルという大雑把な分類だったが、
各グローバルサイトに表記を合わせ、カテゴリーが細分化された

そして・・・そして、とうとう、

トリシティ155の車種紹介ページが追加!
発売予定年月日は、2017年の1月20日だぜ!
イヤッホオオオゥ!!

・ヤマハ発動機 日本公式サイト トリシティ155紹介ページ
http://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/tricity155/

希望小売価格 453,600円・・・かぁ・・・
初期型125や、カタログ隣のマジェスティSよりも、
かなり高価になってしまっているのが不安だな・・・

ただ、旧型・新型を問わず、125にお金をかけて速くしようと思うなら、
素直に155を買ったほうが、結局は安上がりで幸せになれることは、
過去に散々ホンダ・ベンリィCD50を弄り倒した経験から、断言していいと思ってます
アフターパーツの沼に嵌るくらいなら、最初から大排気量のエンジンと、
専用セッティングの変速機を選ぶほうがいい

ましてや155のエンジンは新世代型、BLUE COREタイプです
というか燃費が、60km/h定地値・WMTCモード値ともに、
旧125より好成績ってどういうことですか・・・

さあ、世の中のお兄さんお父さん方
そして荒川女史的なバイク大好き女性のみなさん
なんとなくバイクに興味のあるそこのキミ
「155ccで小さいから!」
「あくまでスクーターだから!」
「三輪車だし安定性高いから!」
様々な言い訳を駆使して、1台買ってしまいましょう
そしてスクーターの域を超えた、
スポーティーなハンドリングを堪能しようではありませんか

トリ飼い日記は、
あなたがトリ飼いとなることを心から歓迎しますぜ!(盛大なステマ)



まぁ、それはさておき

あまりツッコまれないけれど、
トリシティシリーズのフロント周りは、
一般的なロードスターやスクーターと比較して、
かなり不安定な設定となっていることを、みなさんはご存じだろうか



細かな用語は各々で調べていただくとして・・・

フォークオフセット(相当)量は、
正・負ともにほんの少し、もしくは皆無
フォークの支持構造が特殊なので当たり前と言えばその通りなのだが、
この時点で何かがおかしい

キャスター角は、旧125・155共通で 20°
参考として、現行のホンダ・PCXシリーズが 27° 、
ディオ110が 26°30´ 、スズキ・アドレス110が 25゜ 45´

13インチホイールを採用するNMAXは 26°
現在のリッター級スーパースポーツの主流は 23°~24° である
市販車としては特にキャスター角が立っていたことで知られるビューエル、
その最後期モデルのひとつ、Firebolt XB12Rは 21° だが、
ホイール径が17インチであり、トレール量は 83mm ある

一方、14インチホイールを履くトリシティのトレール量は、
初期型125が 68mm 、155が 67mm しかない
これは10インチホイールを履き、24°のキャスター角を持つ、
2015年型ジョグの 70mm とほぼ同じである

この値を下回る現行販売車は、
57mm のスーパーカブ・プロシリーズ、
およびスーパカブ・デリバリー(MD、郵政カブ)系、
47mm のリトルカブ、 55mm のバーディー50などである
いずれも低速域・狭小路での、
小回り性能や取り回しやすさを特に重視した車種だ

過去の車種では、
マジェスティ125が 33mm という短さだったという
太く低偏平率の12インチホイール&タイヤとの相性は良好で、
コーナーの立ち上がりで出力不足を感じることを除いては、
重さの割に楽しめる運動性能だった、とは知人の弁である
・・・トリシティを見てると、なんというか、血筋を感じるなぁ
一方でトリシティの前タイヤ幅は、
マジェスティ125に比べれば見るからに細い
120/70-12に対し、90/80-14である

こんなディメンションになっている理由として、思い当たるのはひとつ
2つの14インチフロントホイールが生み出す強力なジャイロ効果
過剰な安定性をもたらすこれを相殺して、通常のバイクに近い操縦特性を得るには、
フロント周りを不安定なセッティングへと、大きく振る必要があったに違いない



ホイールのジャイロ効果は当然、回転速度に依存する
車速が上がれば増していき、逆に車速が下がれば減る

低速域では、
不安定なフロント周りの設定がジャイロ効果に勝つことで、
重い車体に対し低出力のエンジンながらも、
とても軽快な運動性能を発揮する

通常のスクーターと比較して、セルフステアの応答性が高く、
後輪のキャンバースラスト発生に対し、前輪がスッと従順に切れてくるのだ
いたずらに低偏平率・広トレッド面幅のタイヤを履かせていないことも、
旋回性能と加速性能に大きく寄与している
この運動性能は、動力性能が不足気味なことさえ除けば、
ロードスターとしても十分通用するものだ

以前のまとめ投稿で、
「スクーターの形をした入門用スーパースポーツ」
という表現をしたことがあったが、
あのときの感想は未だに変わっていない



中速域では、不安定さとジャイロ効果がバランスする
そこからさらに速度を上げるにしたがって、
ジャイロ効果が勝って直進性が上がっていくが、
それでも一般的な二輪車に比べると、操縦入力に対する反応は鋭い

例えば、ニーグリップ可能なロードスポーツ車からトリシティへと乗り換えた直後に、
いつもと同じ感覚で直進しようとすると、
逆にふらつきが収まらないことがしばしば起こる

バイクを直進させようとするライダーは無意識に、
体重移動やカウンターステアをおこなってバランスを取っているわけだが、
トリシティのシャシーは、このわずかな入力をつぶさに拾ってしまうのだ
バランスを取っているつもりでも入力が過剰となってしまい、
逆にバランスを崩しては修正、その際にまた入力過剰で修正、
また修正、修正・・・と、このままではいつまで経っても落ち着かない

対処法は簡単で、意識してまっすぐ走らせようとしないことだ
トリシティ自身が持っている、ジャイロ効果による直進性に行き先を任せてしまえば、
それまでの迷走ぶりが一転して、どっしりと安定してくれる
そのくせ、急に障害物が出現して減速が間に合わない状況でも、
タイヤのグリップに限界までの余裕さえあれば、
尻のひと振りで回避できてしまう機敏さはそのままだ



結果的に、広い速度域での機敏性と安定性という、
本来は相反する各要素を並立させ、高い運動性能を獲得している

オートバイとして非常に理想的な特性を持っているわけだけど、
ネガティブに捉えるならば、あまりにも理想的すぎる、
極めて不自然なハンドリング特性だ、と表現することもできる

少なくともスクーターのそれでは無い
スポーツ寄りのロードスターに近いものではあるのだが、
厳密にはスポーターとも、ツアラーやクルーザーとも、
はたまたオフローダーともつかない、
不思議な特性を持ったバイクだ

もっとも「だから初心者に勧めるのは危険だ」などと言い出せば、
操縦特性が大きく異なる車種間の乗り換えも危険、
例えばビッグスクーターで入門した方がロードスターへ、
スーパースポーツで入門した方がフォワードコントロールのクルーザーへと、
乗り換えることは極めて困難、という結論になってしまうだろう

もちろん、車種に応じた訓練・慣熟は必要だけど、
とことん理想的な動きをするシャシーを知ったうえで、
それぞれクセを持ったシャシーのバイクへと移行していくのは、
ステップアップの手法としては悪くないと思う

あるいは逆に、クセのあるシャシーに乗り慣れた人が、
とことん理想的な動きをするシャシーに乗った場合も、
何かしらの発見があるのではないだろうか
パワーに甘えることができないぶん、滑らかに転がそうとすると、
けっこうなスキルを要求する一面もあったりするシリーズなのだ

※追記
2016年11月29日・30日
12月1日・2日・3日
逐次加筆・修正
2016年12月8日
一部訂正
2016年12月12日
記述漏れしていたバーディー50のトレール量を追加

2016/11/27

TriKai、スマートフォン導入の巻(au・Qua phone KYV37)

筒井康隆氏の名著「最後の喫煙者」よろしく、
"最後のガラケ使い"になる覚悟だったのに・・・!

Wi-FiとクラウドストレージによるPCとのデータ共有の容易さ、
いざというときPC向けサイトが閲覧できる利便性、
アプリ周りの柔軟性、地図ソフトの使いやすさ
その他、諸々の魅力には勝てなかったよ・・・

というか、コンビニのコピー機にWi-Fiでデータを飛ばせるって、
いったいどんなマジックなんでしょう・・・
すっかり時代についていけなくなってるな・・・



ちょうど愛用のガラケ、カシオ・CA007の電池が寿命に近づいていて、
修繕プログラムを利用して無償交換してもらおうと考えていたのですが、
「見積もり額によっては、ここでスマホに変えてしまうほうが良くないか」、
「たぶんあんたなら使いこなせるだろうから、あとで操作を教えてほしい」、
という家族のすすめもあり、とにもかくにも近所のショップへ

店頭のモックアップでいろいろ試させていただいた結果、
今までスマホを敬遠してきた最大の理由、
ジーンズやチノパンの尻ポケットに収めるのが難しそう
という負の印象がとりあえずクリアとなったので、
上記メリットの誘惑に負けて、機種変更と相成りました

短時間通話を繰り返すので、それに適した音声通話プランを選択
データ通信プランは、ゲームやテザリングに使うつもりが無く、
また地図ソフトは、マップデータを内部ストレージ&SDカードにダウンロードし、
基本的にオフラインで使う予定で、かつ家にWi-Fi環境があったので、
一番安価な1ヶ月1GBのプランを選択して様子を見ることに

割賦代&利用料は、ガラケと比べて1月あたり1000円程度の増額で、約5000円
思ってたよりも安かったのですが、1年で1万2000円増と考えると無視はできませんね
機能面の多彩さと柔軟さが段違いなので、使いこなすことさえできるのなら、
費用対効果は高いと言えるはずなんですが・・・大丈夫かな・・・

SIMロックを解除して格安SIMカードを使う手も、
思い浮かばなかったわけではないんですけどね
そこは電話以外のサービスとの兼ね合い、諸々の事情です
とりあえず2年後を待つとしましょう

説明を先取りして、様々な質問を繰り出す客は、
販売員さんにとっては迷惑だったことでしょう・・・
それでもお付き合いいただけたことに、感謝いたします
良いプラン選択ができました



au Qua phone KYV37



どの製品にもいちいち頑丈さ、耐衝撃性を確保することに定評のある京セラ製
auのプライベートブランド品として供給されたものです
仕様としてはエントリーモデルで、あまり高度な性能や機能は有しておらず、
またバッテリーの交換も不可能となっています

その代わり、軽くて薄く、また頑丈というわけです
ついでにキャップレス防水仕様でもあります
タフなスマホと言えば、同じく京セラ製のTORQUEがありますが、
あちらがいかにもアウトドア志向の無骨なスタイルなのに対し、
こちらはフォーマルなシーンでも違和感が無いシンプルなスタイルで、
一般的なスマホケースにも難なく収まるサイズです
街乗りメインのバイク乗りにとってはぴったりの品ではないでしょうか

Qua phoneはちょうどモデルチェンジの時期でして、
後継品のLGエレクトロニクス・Qua phone PX LGV33も併売されており、
こちらのカラーとスタイリングも好みだったのですが、
結局は上記の堅牢な構造や、下記の受話システムを含めた、
機器全体のデザインによって、旧モデルのKYV37を選択しました

高級機の使用経験がある方にとっては動作の遅さが不評のようですが、
基本的な機能を中心に使っている限りは、あまりストレスを感じません
ディスプレイ全体を受話スピーカーとして使う構造で、相手の声が聞き取りやすく、
ひょっとすると通話に関してはガラケよりも優れているのではないか・・・
というのが、購入からしばらく使ってみて抱いた感想です



ストラップを付けようといろいろ探してみたのですが、
どうもしっくりくるものが無いので、自作することに


・結束用紐付き金具 2個セット 200円
・キーホルダー用リング 2個セット 300円
・ナイロン紐 1m 24円
+消費税 8%

1つ作ったら300円弱だね

結束金具に付属していた小さなキーホルダー用リングを取り外し、
金具側のリングへと直接ナイロン紐を結び、
反対側には大きなキーホルダー用リングをテキトーに結ぶ

・・・正確には、結束金具側はチチ輪結び
大リング側はいわゆる電車結びの応用で、
締め込む前に、並んだ2本の紐の間にリングを通しておき、
最終的にリングの両側に結び目のコブができるようにしている
リングとスマホ本体の接触をなるべく減らそう、という目論見だ

紐の輪に手を入れる使い方、リングに指を通す使い方の両方が可能
リングの位置を工夫しておけば、バッグやポケットからの取り出しもスムーズ


余ったヒモと外した部品で、カメラ用のストラップも作ってみたりして




4年間、お疲れ様でした

2016/11/24

写真・インディアンサマー

小春日和どころか、
むしろ今季一番の冷え込みとか言われてたけどね・・・
ともかくも、素晴らしい青空だったよ




インフルエンザが流行の兆しを見せていますが、
我が一家にも疑わしい人間が現れました
これらはその絡みであちこち奔走している最中、
小休止したときに撮影したものです




自分もうがい・手洗いをしっかりやらないとな
みなさんも、どうかお気をつけて

ホンダの新型・レブル500/300

トリシティ以外のバイクネタに付けるラベルを、
新たに用意すべきなんだろうか
ま、それはまた今後の課題として
作ってみました
過去の投稿も追々対応させる予定です

今年のミラノショーは、
ドゥカティのスクランブラー「デザート・スレッド」、
スズキの125ccMTスポーツ「GSX-S125」、
KTMのニューデュークファミリーに、
各社の250cc級アドベンチャー・・・など、
気になる車種もちょいちょいありながら、
グッと来るものは無かったために半ばスルーしていたのですが、
琴線に触れるモデルがそのショーの後に発表されるとは・・・



・本田技研工業 公式リリース
米国で新型クルーザーモデル「Rebel 500」、「Rebel 300」を発表
http://www.honda.co.jp/news/2016/2161118.html

・Honda North America USホンダ公式 車種紹介ページ
Rebel 500
https://powersports.honda.com/2017/rebel-500.aspx
Rebel 300
https://powersports.honda.com/2017/rebel-300.aspx

懐かしい名前が出てきましたね
250の北米仕様は未だに生産が続いていた、という事実にまず驚きですが、
リッター超えのビッグクルーザーが多数闊歩するあちらの大陸で、
このようなリトルクルーザーは、どんなポジションを担っていたのでしょうか
何にせよ発売するということは、それに見合う需要があるのでしょう

価格は、1USドル=108日本円換算で、
500が65万円弱、300が48万円弱
手頃な価格と言えますね

500ccモデルは旧モデル同様の直列2気筒エンジン、
300ccおよび本邦に導入予定だという250ccモデルは単気筒エンジンを採用
既存の日本国内販売車種ではそれぞれ、CBR400R・400X、
CBR250R・CB250F・CRF250シリーズのものと同系統のようです

500のクランク位相は今のところはっきりしていませんが、
CBR400R/500Rは180度を採用、先代レブル250は360度でした
ここの設定でパラレルツインの性格はガラリと変わるので気になるところです
もし270度位相クランクへと再設計でもしたのであれば、ホンダは偉い
180度位相のままでも、それはそれでスポーティーですし、
何より各コストの抑制には効くでしょう

一方で、
360度位相クランクの振動バランスは単気筒エンジンとほぼ同じですから、
シャシーは500基準ながらも、より先代に近い乗車感覚が味わえるのは、
実は弟分の300および250、ということはあり得そうな気がします
排気量も同等ですしね

もし500のクランクが360度位相になっていたら・・・
よっ、仮面優等生! アホンダ全開だな!!
あ、いえ・・・褒め言葉です
少なくとも、この投稿では

走らせたときの色気という点では、
VツインやV4と比べて少々素っ気ないのでは、と思ってしまいますが、
コンパクトにまとめられ、スラリとしたラインを持つボディに、
太いタイヤの組み合わせは、なかなかいい雰囲気を醸していますね
フットポジションはミッドコントロールで、どちらかといえば身軽な実用車、
あるいはカスタムベース車として考えられているのでしょう
あまり「アメリカン」のテンプレートに拘らない方にウケそうな印象です
最近のクルーザー界隈の流行からの影響もあるんでしょうね
確かボバースタイル、源流はフラットトラッカー

シングルシートにキャリアを付けて、近所への買い出しに使ったり、
道の駅に各停でトコトコ旅をしたりするのが楽しそうだな
・・・って、それじゃあまるっきりカブじゃないか
マニュアルクラッチ車だからむしろベンリィCD125T・・・いや、CD250Uか?



最近、250に試乗してみました
少しだけ試乗記・レブル250

※追記 2016年11月24日・25日
ラベル変更、一部追記・改訂
2016年11月28日
一部改訂
2017年8月30日
試乗記事へのリンクを追加

2016/11/20

写真・病み上がり慣熟走行編 &トリシティ、イタズラに遭うの巻

左目はOK、標識も概ね読めるようになったので、
慣熟のため、ぼちぼちと近所を走っています

実は療養・保管中、トリシティがイタズラないし部品盗未遂に遭いまして、
走行には関係ない箇所ながら一部を壊されてしまったのですが・・・
きちんとカバーかけててコレだから困ったもんだ・・・

防犯上、詳細を記事にすべきかどうか悩みます
とりあえず「なぜここを?」と思うような箇所です
幸い修理は可能で、必要部品はバイク屋にて発注済みです

たぶん警察に相談したところで、犯人は捕まえられないだろうなぁ
何か証拠を残してくれるような防犯グッズを導入すべきなんだろうか

山上のダム湖にて
すでに冬の気配がひしひしと






押し歩きするときは軽い車種が恋しい・・・って、何度か言ってますね
ある意味、いい運動にはなるんですが


にゃーん
湖のほとりの売店前にいました
撮影している最中の自分は、誰の目から見ても不審者だったでしょうね・・・

河川敷にて








この日は曇天でしたが、運よく晴れ間が出てくれました

2016/11/19

トリシティの足着き性について

今更感、全開
2016年度までの、初期型トリシティ125の足着き具合はこんな感じ

・ライダーの仕様
身長173cm、体重70kg弱
股下およそ76cmの胴長・短足
CONVERSE M9160 "ALL STAR HI" Black JPN25.5cm (超履き古し) 着用

・トリシティの状態
ノーマルシート+シートカバー
燃料残量は約5.5L、メットイン内は書類のみ
総行8000km弱、新車時よりタイヤおよびサススプリングの交換歴なし



1.シート前方に浅く着座している場合


片足だけフロアに乗せると、膝が軽く曲がります


両足を着くと、カカトがわずかに浮く程度になります


少々写真がブレてますが、ご勘弁を
着いた足と反対方向に車体を少し傾けても、
まだ姿勢を保つことが可能です



2.シート後方に深く着座している場合


片足だけフロアに乗せると、膝はほとんど曲がりませんが、
下ろした足はベタ着きとなります


両足を着くと、つま先立ちとなります


着いた足と反対方向に車体を傾ける余裕は、あまりありません
いざというときは反対側の足を着くことになります



その他・新旧トリシティの違いなど


ボディ形状で問題となるのが、写真に緑の線で示した部分です
2の方法で足を着く際、キャラクターラインの出っ張りが太モモに、
フロアステップの後延長部がスネに当たって邪魔です

が、
前者は太モモを使った車体の保持を可能として、停止時の安定に寄与している面があり、
また後者は、フレーム形状およびサイドスタンド取り付け位置との兼ね合いがあるため、
こうならざるを得なかったスタイルのような気もします

トリシティ155、および2017年度モデルのトリシティ125は、
このあたりのボディデザインが大きく変更されています
キャラクターライン周りが滑らかな形状になり、
フロア後端にはわずかながら絞り込みが設けられているのが、写真で確認できます
シート高こそ変わりませんが、旧125の欠点は少し解消されているかもしれません

※追記
2016年11月22日
一部訂正

2016/11/16

トリシティ、フェリーに乗るの巻 &現状報告

家族の乗るクルマと一緒にツーリングした時の写真を





ごえいかーん
おおすみ型のような通し甲板の艦が好きなんですが、
残念ながらこの岸壁にはいませんでした

50cc以上125cc未満のバイク、原付二種は、
言うまでもなく短距離を素早く移動するのに適しているけど、
あえて長距離を走らせるなら、逆にのんびりと行くのが楽しいね

高速道路は使えないし、給油1回あたりの航続距離も短いけど、
幹線から外れた細道をトコトコ進んだり、
道の駅に各駅停車したりするのが苦にならない
もちろん、道路選びに関してはモラルを考える必要があるけれど




朝の寄り道ならノーマルマフラー、ノーマルインテーク仕様が最高

小ささと軽さ、気楽さはこのクラスの魅力だね
だいぶ重いトリシティでも、250cc級のバイクが扱えるならば余裕、余裕
アドレスV125で小型AT限定免許を取得した方にとっては、
ちょっと辛いかもしれないけど・・・

そしてフェリーの運賃も安い



コンパクトカーの半分以下という額に、家族一同で驚いた
航路が短かったので、二輪どうしならあまり変わらない額だったけど、
長距離航路だと結構な差があるみたい






何よりも走りを楽しむツーリングなら大きなバイクに乗るのが一番だけど、
あちこち寄り道しながら放浪旅行するなら、
相棒に原二を起用するのも一理あるかもしれないね

実際、某かの原付で某所を一周とか、あるいは本邦を縦断とか、
そんなテーマで綴られた旅行記系のブログやサイトはけっこうあるようだし
羨ましいなぁ

・・・スーパーカブで行脚なさってる方が妙に多い気がするのは、
やっぱりあのダルマ積んでウィリーしたテレビ番組の影響なんだろうか
ビジバイは給油所の位置さえ把握しておけば、
そこそこ旅に向いていたりするけども



ちなみに、今のおかしな体調の原因はどうやら、
このツーリングの帰り道に起こったトラブルと、
それによる強烈なストレスのようです

左目が眩しくて開けられない状態は脱しています
文字もアルファベットを中心にぼちぼち読めるようになってきました
道路標識に添えられた注意書きもおおまかに理解できる現状です
これなら免許返上は回避できそう・・・よかったぁ

とはいえ、再びトリシティに乗るのはもう少し待たなければいけませんね
移動に支障が出ているし、乗りたくてうずうずしてもいるのですが・・・
故障を直したトリシティと同様に、ライダーも万全の状態へと治さなければ

あとは早く、紙の本をきちんと読みたいなぁ
お気に入りの小説の文が断片になっているのは地味に辛いよ・・・



※追記
2016年11月20日
写真を追加